クラウドサービス検定の受検案内詳細をご確認いただけます。

事前準備

検定のお申込みにあたりましては、申込画面にアクセスのうえ、利用規約にご同意いただいた後、受験者情報のご登録をお願いいたします。受験者情報の登録には連絡用の電子メールアドレスが必要となります。電子メールアドレスをお持ちでない場合は、事前に任意の電子メールアドレスをご取得ください。

検定申込

個人でのお申込みと団体でのお申込みでは、手続方法が異なります。詳細につきましては「お申し込みページ」をご確認のうえ、所定の手順に従ってお申込みください。

試験を受ける

検定画面にアクセスのうえ、申込済試験一覧からお申込みいただいた試験を選択し、試験を開始してください。

試験結果確認

検定画面にアクセスの上、受検された試験を選択し、試験結果をご確認ください。

認定証発行

試験の合格者には、ブロックチェーン証明書付きの電子認定証が自動的に発行されます。

お支払い完了後に受検用IDをメールにてお送りいたします。受検者の方は、メール受信後に、ご都合の良いタイミングで受検いただけます。

スタンダード

実施時期 通年で受検いただけます
試験方式 選択式(4択)
検定料 13,200円(税込)
試験時間 60分
出題範囲 クラウドの概要・基礎・セキュリティ・活用・法規制・最新動向
受検資格 制限はありません。どなたでも受検いただけます。
対象者 クラウド初心者、企業・自治体職員、学生、エンジニア、営業職など
合格ライン 問題50問中35問の正答
受検場所 オンライン受検(自宅・職場から受検いただけます)

1.クラウドの概要

1-1.クラウド基礎概念

分類 クラウドの定義、クラウドの背景、歴史、クラウドのサービスモデル
学習目標
  • クラウドの基本的な知識や背景、クラウドのサービスモデル(IaaS/PaaS/SaaS)の違いを理解している。
  • クラウドコンピューティングの定義や歴史的背景を説明できる。
  • クラウドの各サービスモデル(IaaS、PaaS、SaaS)の違いと活用シーンを理解し、適切に選択できる。
学習項目 クラウドコンピューティング、ホスティングサービス、ハウジングサービス、マネージドサービス、オンラインストレージ、IaaS、PaaS、SaaS

1-2.利用メリットと課題

分類 サービス形態、オンプレミスとクラウドの違い、安全性、信頼性
学習目標
  • クラウドサービスの提供形式とその違い、また利用するメリットや課題を理解している。
  • オンプレミスとの比較を通じて、クラウドの利点(コスト削減、拡張性、可用性向上)を説明できる。
  • クラウド導入におけるリスク(セキュリティ、ロックイン、データ主権)を理解し、対策を考えられる。
学習項目 プライベートクラウド(オンプレミス、ホステッド)、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、マルチクラウド、コミュニティクラウド、マルチテナント、オンプレミス、マルチテナント、スケーラビリティ、高可用性

2.クラウドの設計・構築

2-1.インフラ技術

分類 仮想化、コンテナ等の技術、通信、ネットワーク技術、データセンター
学習目標
  • クラウドコンピューティングに関するインフラ技術に関する基本的な知識を習得している。
  • 仮想化とコンテナ技術の違いを理解し、適切な環境を選択できる。
  • 通信やネットワークに関する基本的な知識を習得している。
  • データセンターの機能、役割を理解している。
学習項目 仮想化(ホスト型、ハイパーバイザー型、コンテナ型)、VM(仮想マシン)、分散処理、オーケストレーション、APIゲートウェイ、Docker、ネットワーク機器(ルータ、ハブ)、ネットワーク方式(LAN、WAN、無線)、通信プロトコル(TCP/IP、HTTP)、IPアドレス、ドメイン名、通信事業者(ISP、MVNO)、レプリケーション、RAID

2-2.セキュリティ

分類 セキュリティ関連技術、アクセス制御と暗号化、セキュリティ管理
学習目標
  • クラウドサービスに関連するセキュリティ技術、対策について理解している。
  • クラウドにおけるゼロトラストセキュリティの概念を理解し、適用例を挙げられる。
  • クラウドのアクセス管理(IAM)やデータ保護の手法を説明できる。
学習項目 サイバー攻撃、DDoS、マルウェア、フィッシング、ソーシャルエンジニアリング、多層防御、VPN、IDS/IPS、多要素認証・二段階認証、SSO、公開鍵・共通鍵、デジタル署名、責任共有、情報漏洩、設定ミス、ゼロトラスト、ガバナンス

2-3.サービス開発と提供

分類 SaaSの開発・提供技術、ローコード・ノーコード開発、ユーザ管理
学習目標
  • 主にSaaSアプリケーションの開発、販売手法、ユーザ管理手法について理解している。
  • DevOpsとCI/CDの概念を理解し、クラウド開発の利点を説明できる。
  • ローコード/ノーコード開発の適用範囲を理解し、活用事例を挙げられる。
学習項目 DevOps、アジャイル開発、OSS活用開発言語、開発ツール・開発環境、CSS、レスポンシブデザイン、ローコード、ノーコード、インシデント管理、問題管理、リリース管理、構成・可用性管理、FAQ、AIチャットボット

3.クラウドサービスの導入・利用

3-1.クラウドの利用と課題

分類 利用形態、サービスレベル(SLA/SLM)、導入方法と課題、運用方法と課題
学習目標
  • クラウドサービスを利用する際の基本的な知識を理解し、導入時や運用時における手法と課題を理解している。
  • SLAの内容を理解し、クラウドサービスの品質評価ができる。
  • クラウドコストの最適化手法(リザーブドインスタンス、スポットインスタンス)を説明できる。
学習項目 課金体系、オートスケール、ストレージサービス、データベースクラウド、AIを活用したクラウドサービス、SLA/SLM、クラウドマイグレーション、設定ミス対策ガイドライン、モニタリング、クラウドコスト最適化、パフォーマンス監視、アラート管理、監査ログ、DR

3-2. サービスプロバイダーの選定

分類 サービスプロバイダーの形態と選定方法、IaaSベンダー、PaaSベンダー、SaaSベンダー
学習目標
  • 事業者選定時のポイントや主な留意事項について理解している。
  • 主要なクラウドベンダーの特徴を比較し、適切な選択ができる。
学習項目 アスピック、ISMAP、情報開示認定制度、AWS(EC2)、MS(Azure)、Google(GCP)、SAKURA internet(さくらクラウド)、NTTコミュニケーションズ、Salesforce(CRM)、スパイラル(SPIRAL)、cyboze(kintone)、プロパティデータバンク(@プロパティ)、Freee、Moneyfoward

4.法規制とクラウドの最新動向

4-1.法規制とリスクマネジメント

分類 日本における法規制、ガイドライン等、EU、米国等の法規制
学習目標
  • クラウドに関する主要な法規制を理解し、適切なリスクマネジメントとコンプライアンス対応ができる。
学習項目 ASPIC、IPA、ISMSクラウド認証、クラウドセキュリテイ、電子署名法、電子契約法、サイバーセキュリテイ基本法、個人情報保護法、、不正アクセス禁止法、プロバイダ責任制限法、自治体クラウド標準化、SO/IEC27001、ISO/IEC27017、GDPR、データ保護法

4-2. AI・データの活用

分類 AI関連技術、生成AIの活用、AIクラウドサービスの事例、データ活用
学習目標
  • AI、生成AIに関する基本的な技術用語を理解している。
  • 生成AIの基本的な活用方法や事例を理解している。
  • データ活用やデータ連携に関する基本的な知識を理解している。
学習項目 オープンデータ、データカタログ、E-GOV、データ連携基盤、DATA-EX、GAIA-X、データスペース、データガバナンス、API連携

4-3. クラウド活用事例

分類 企業での活用、行政、自治体での活用、利用企業によるサービス開発
学習目標
  • 企業でのクラウドサービスの活用事例を把握している。
  • 国や自治体でのクラウドサービスの活用事例を把握している。
  • 企業によるサービス開発やデータ連携基盤の活用を理解している。
学習項目 DX、IoTクラウド、リモートワーク支援、ガバメントクラウド、自治体クラウド(標準化)、LGWAN連携、マイナポータル連携、IoTクラウド

シラバス一覧はこちらからダウンロードができます。

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